大型犬と都市生活。Groomが叶える、妥協なき共生空間。
30代共働き夫婦とラブラドール。都会で大型犬と暮らす理想の住まい。Groomが提案する、ペットと人が共に輝く「ちょうどいい自由」のカタチ。
朝7時。キッチンでコーヒーを淹れていると、リビングの奥からゆっくりとした足音が聞こえてくる。まだ眠そうな顔で尻尾を振りながらやってくるのは、3歳になるラブラドール・レトリバーのルーカスだ。夫がリードを手に取り、妻がバッグを肩にかける。三人の朝は、いつもこうして始まる。 東京で共働きをしながら大型犬と暮らす。それは数年前まで、「難しい」の一言で片付けられてきた選択肢だった。しかし今、その常識は少しずつ変わりつつある。 「ペット可」では足りない理由 30代の共働き夫婦がペット可物件に求めるものは、単純な「飼育許可」ではない。仕事で疲れて帰宅したとき、玄関を開けた瞬間に感じる「ここに帰ってきてよかった」という安堵感。それを、犬と一緒に享受できる空間かどうかが問われている。 ラブラドールは体重30kg前後になる大型犬だ。走り回れば床に傷がつく。水を飲めば周囲が濡れる。毛は抜け、爪は鳴る。「ペット可」という言葉だけでは、こうした現実を受け止める準備ができているかどうかは分からない。 共感型ペット共生住宅が目指すのは、そこから一歩踏み込んだ設計だ。傷がつきにくいフローリング、滑りにくい床材、ドッグシャワー付きの洗面スペース、そして犬の爪音が下の階に響きにくい防音構造。これらは「ペット対応」ではなく、「ペットと暮らすことを前提とした設計」である。 共働きだからこそ、帰宅後の30分が大切 二人とも都内で働いている。帰宅時間はバラバラで、どちらかが残業になることも珍しくない。そんな生活の中で、ルーカスとの時間は意識的に作らなければならない。 帰宅してすぐ、リードを手に取って近所を20分歩く。それが二人の暗黙のルールだ。夫が先に帰った日は夫が、妻が先に帰った日は妻が。どちらも帰りが遅い日は、近所に住む友人に頼むこともある。 この「帰宅後の30分」を豊かにするために、住まいの立地は重要な条件になった。駅から徒歩10分以内であること、近くに公園や緑地があること、そして夜でも安心して歩けること。物件のスペックだけでなく、その周辺環境まで含めて「暮らし」として評価する視点が、共感型ペット共生住宅の選び方には欠かせない。 大型犬と暮らすための「余白」という発想 インテリアの観点から見ると、ラブラドールとの暮らしには「余白」が必要だと気づく。 家具を詰め込みすぎると、犬が動き回るスペースが失われる。ソファの横に犬用のベッドを置けるか。玄関にリードや散歩グッズを収納できるスペースがあるか。バスルームにドッグシャワーを後付けできる構造になっているか。 こうした問いに答えられる物件は、実は少ない。多くの賃貸物件は「人間だけが住む」ことを前提に設計されており、犬の存在は後から「許可された付属物」として扱われる。 共感型ペット共生住宅では、この発想が逆転する。犬の動線、犬の習性、犬の体のサイズを起点に空間が設計され、そこに人間の暮らしが重なる。結果として生まれるのは、人にとっても犬にとっても「ちょうどいい」空間だ。 コミュニティという見えない資産 共働き夫婦にとって、もう一つ重要なのが「コミュニティ」の存在だ。 同じ建物に犬を飼っている住人がいれば、散歩仲間ができる。子どもがいない共働き世帯にとって、犬を通じた近所づきあいは、都市の孤立を和らげる貴重なつながりになる。 共感型ペット共生住宅では、入居審査の段階からペットのマナーや飼育環境への意識が問われる。これは単なる「審査の厳しさ」ではなく、同じ価値観を持つ住人が集まるための仕組みだ。ルーカスが廊下で出会う隣の柴犬も、エレベーターで乗り合わせる上の階のビーグルも、みな同じ「ペットとの暮らしを本気で考えた人たち」が連れてきた存在である。 「都市で大型犬と暮らす」という新しいスタンダード かつて、都市で大型犬を飼うことは「郊外に引っ越してから」という条件付きの夢だった。しかし今、その前提は崩れ始めている。 共感型ペット共生住宅の広がりとともに、都市の中に「ラブラドールと暮らせる場所」が少しずつ増えている。仕事を諦めなくていい。都市の利便性を手放さなくていい。そして、大型犬との暮らしも妥協しなくていい。 朝のコーヒーを飲みながら、ルーカスが窓の外を眺めている。その横顔を見ながら、妻がつぶやく。「この部屋にして、よかったね」と。 それが、共感型ペット共生住宅が目指す「答え」のひとつだと、私たちは思っている。 この記事は、Groomが提唱する「共感型ペット共生住宅」の考え方に基づいて執筆されました。WAGSPACEとSizzleLabが共同で開発・企画・運営するこの概念については、 pet-bond.jp でも詳しく紹介されています。